03南仏・ニース旅の始まりは、南仏コートダジュールにある 紺碧の海と輝く太陽のニース。 世界の超お金持ちが別荘を構えるというだけあって そのロケーションは最高! そして、その地に暮らす一般の人々?とツーリストが出向くマルシェ(朝市) ついガブリとかぶりつきたくなる様なツヤツヤお肌の野菜や果物、 フルーツ、花市が所狭しとテント下にならんでいます。 旅の醍醐味は様々ですが、生活の息吹を間近に感じる『市場』は 特別の興味をそそります。 旅の最中だということも忘れ、主婦感覚がたちどころに呼び起こされて 「お兄さん、そのインゲンとトマト計って...少しオマケしてくれる?」 なんて言ってしまいそうです♪ そうそう、大好きなアスパラも忘れずに買わなきゃ(爆) こちらは、この地で特産のフルーツの砂糖漬け。 ガイドさんの話では、オレンジピール(左上)がイチオシだとか。 風邪のひき始め、喉に良いと言う事でした... 砂糖や蜂蜜漬けのイチジクなんていうのも売ってました。 いずれにしても、ご覧の通りの新鮮で豊富な食材、 朝食後一番に訪れたことが幸い(笑)でした。 ********************************************************* 紺碧の海岸コートダジュールの中心地ニースの海岸、 「天使の湾」と呼ばれています。 19世紀以来冬の社交場として王侯貴族の注目を浴びたニースは 今もフランスが誇る一大リゾート地です。 地中海の光に、遠浅で澄んだ海はキラキラと輝いて… もう、言葉は要りませんね。 この湾岸沿いに車を走らせ(私は観光バスだけど)愛を語る... モナコ王妃となった、グレースケリーの恋が理解できるような気がしませんか。 既に10月半ばというのに、ビキニの若い女性達が日光浴。 午前中は水温が高いとかで海で泳ぐ人も少なくありません。 寒そうにしている人はマッタク見当たりませんでした。 カメラこそ向けませんでしたが、トップレスの女性も堂々と闊歩、 勿論、若く美しく、禁断の木の実を知らないイヴのよう... ******************************************************** ニースに日本人が多く訪れるようになったのは シャガール美術館が出来てからという説もあるとか... ニースの見所の一つ、高級住宅地の一角に『シャガール美術館』があります。 聖書からのメッセージ美術館とも呼ばれ、 この地に住み、この地方を愛した画家自らがニース市に寄付した 聖書の物語を題材にした油絵・ステンドグラス グランドピアノに描いた作品などで構成されています。 「シャガール・ブルー」といわれる 深みがあり、かつ澄んだブルーは 作品それぞれのにおいて、際立って印象深く コートダジュールの紺碧の海と、 地中海の空の色を映しているのでしょうか。 このほか、マチスが晩年を過ごしたホテル近くには マチス美術館もあり、この地方にはピカソ美術館や 翌日訪れるセザンヌのアトリエ、ゴッホの描いた跳ね橋など 歴史に名を残す画家達を偲ぶことが出来ます。 コートダジュールやプロバンスの 限りなく明るい光は、 画家達の創作意欲の大きな力となったことに 改めて感じ入りました。 ゜★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ 。.:*:・’゜☆。.★。.:*:・’゜☆。.:*:・’゜ 。.:*:・’゜☆。 画像は、シャガール美術館の壁にレイアウトされた ステンドグラス作品の一部(全体の4分の1ほど)です。 グレーに見えるところが、壁になります。 ********************************************************* 上段左2つがチャーハン、右端が焼きそば、 下段は酢豚など野菜たっぷり中華メニュー。 世界屈指のリゾート地ニースでのランチは 中華バーでございます(笑) 写真はファーストフード的なお店のショーケース。 今回のパッケージプランは自由時間が多いこと、 そして食事はほぼ朝食しか付いていません。 そこで、この旅最初のランチは 海岸から程近く、歩道に面して美味しそうな湯気をあげている 写真のお店を迷わずチョイス。 これと、これと、これってな風に、 指差し確認(笑)でお店の人に頼む... 簡単!美味しいマイメニューの出来上がり! フランス語も、英語も必要アリマセン(爆) 因みに、えびの入った生春巻き(これって中華?) 焼きそば、チャーハン、野菜炒め、蒸し餃子などをセレクト。 飲み物は、珍しいことに無料のセルフサービス。 でも安全を期してノンガスのミネラルウオーター。 イザ、食してみますと、これが美味しい! 上げ膳据え膳は、何れも感謝で美味しく戴くわたくしでございますが、 このお店は、掛け値無く美味しかったワ。 お隣では、フランス人のパパと犬を連れたお嬢ちゃん(10歳ぐらい?)が 上手にお箸を使って食べています。 ワンちゃんも、テーブルの下でお行儀良くしているのですね。 日曜日だから、パパとお散歩の途中なのでしょう。 お店のスタッフは東洋系、おそらく中国系の方たち、 レジは、オーナーと思しき30代の男性が手際よく取り仕切ってました。 気になるお値段は、2人分、締めて13ユーロ(1ユーロ約135円) 日本円で1,755円のお買い上げ~。 朝市といい、中華ランチといい、 超リッチな方たちが憩う、ここニースにも 庶民の胃袋を美味しく満たしてくれる所があることを知り、 とっても嬉しく、かの地が身近に感じられた 第一日目のランチタイムのご紹介でした。 ********************************************************* エズ村から帰って、いよいよ晩御飯。 エズ村のあんな坂、こんな坂を上り下りしたワタクシの胃袋が 美味しいものへの嗅覚を研ぎ澄ましてくれたようです。 フロ(FLO)という海鮮料理のレストランへ参りました。 このお店、日本にもあるとか。 フランスといえば、生牡蠣!と思うのは私だけでしょうか。 晩御飯の前菜として選んだ牡蠣でございま~す。 ぺろぺろッと食べてしまうのは惜しいような、 それでも一気に食してしまうおしいさでした。 こちらは、初めて食した蒸した手長海老。 シャコ海老にも似たところがあり、殻はとても頑丈。 で、右下に見える鋏のような殻わりで挟んで中身を頂きます。 実は、この手長海老、隣のテーブルのフランス人のおばちゃま達が 美味しそうに召し上がっていたので、 メインディッシュの後にもかかわらず別オーダー。 マナー違反もなんのその、 美味しいことといったら... 昨年、イタリアに行ったときから気になっていた手長海老ちゃん。 ようやくここニースで私にとっての「初物」となりました。 頭の部分のオミソがなんとも美味。 病み付きになるお味です。 帰宅してから検索したら、生でも戴けるようですが手に入りにくそうでした。 メインの魚料理の後に出てきたデザート。 右のチョコレートケーキも 本日のお勧めケーキ・イチジクのケーキも とても美味しかったデス♪ *** ただし書き(笑)*** 写真のお料理はそれぞれ二人前です。 けっして私一人で食したわけではありませぬ。 ********************************************************* ジャンル別一覧
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